『光の茶会』

時期 : 2000年11月3日〜5日
会場 : 京都芸術センター・フリースペース
主催 : 日本文化デザインフォーラム、京都芸術センター

日本文化デザインフォーラム(当時代表:黒川紀章)が開催する第23回「日本文化デザイン会議」では、「創造新世紀」がメインテーマに掲げられました。光の茶会は17つ開催された関連イベントの内の一つです。プロデューサーに伊住政和、建築家・黒川雅之氏と照明設計家・面出薫氏が関わりました。茶室の中に道具はなく、別の場所に展示されているという構成の「茶会」で、各自の想像の世界において繰り広げられる茶の湯の空間として示されました。黒川雅之氏は同企画において構えられた光の茶室(及び闇の茶室)で表現したものについて「過去に未来を発掘する『未来考古学による『未来の茶の空間』の実験的表現である」と述べています。茶美会文化研究所は『光の茶会』の図録を発行しました。